９０夢の君は笑っていたのに、現実では泣いている。私のせいだ。君に期待されるたび、私はわざと裏切ってきた。その結果がこれだ。分かっていたんだ、君はそのたびに顔をほころばせていたけれど。違う、そんな顔で笑っていないで。無理をさせたのは私なのだ…

８９お客様〜。もう降参ですか〜？まったく最近のお客様は気概のないやつが多い多い。…おっと、失礼。これは失言でしたね。…でもお客様の耳には届いてらっしゃらないようだ。なんてったって耳が潰れておられる。うふふ、ファーストブラッドはお客様ですね。…

８８やぁやぁ、ようこそ恐怖の館へ。君たちはこの館に招待された特別なお客様たちだ。わたしはここの案内役のヤミと申します。どうぞお見知りおきを。まぁ忘れてくれても一向に構いませんがね☆ここ、恐怖の館はお客様を歓迎するのに様々な仕掛けをご用意して…

８７ふふ、今まで気づかなかったのかい？ボクがキミの味方なはずがないだろう？そう、敵に情報を流していたのはこのボク。つまりはスパイってやつさ。くくく、今まで笑いをこらえるのにどんなに必死だったか。でも今日からは正真正銘、キミの敵だ。さぁ、ボ…

８６いいだろ、これ。誕生日に彼女に買ってもらったんだ♪いつでも一緒にいたいからって革のキーホルダー、シンプルで男の人にも付けやすいからってサプライズなんだよー、へへ。んで、彼女もお揃いっていうか、ペアルックってやつ？付けてくれてるんだ。お前…