1
配役
男:
女:
男:やっとついた!風が気持ちいー!
女:ホントにそうねぇ。ここに来て正解だった!
男:でもなんで突然、「山に行こう」なんて言ったんだ?
女:えー?だって朝起きたら山に登ってみたくなったんだもん。
男:なぁにが「だもん」だ。おかげで朝からめちゃくちゃしんどかったんだぞ。まぁ、この景色が見れただけでそれも吹っ飛んだけど。
女:ふふ、なんだかんだで楽しんでんじゃん。単純なんだから。
男:うるせー。どうせ俺は単純な男ですよ…。でも朝早くから来たせいか誰ともすれ違わなかったな。
女:そうね、まぁハイシーズンじゃないってのもあるのかも。
男:…ここってハイカーに人気の山なんだろ?ド素人の俺らにも登れたんだし。
女:そうだよ、地元にこんないい場所があるなんて、羨ましがられるのかも
男:意外と地元の山なんて登らねーもんな。アウトドアな趣味は持ってないから余計にな。
女:こうして地元のいいとこを知れてアンタも良かったでしょ?
男:だな!さぁて、そろそろ昼飯にしよーぜ。
女:はーい♪