江藤ぴりかのセリフ集

江藤ぴりかのセリフ集です。一人称、語尾、など改変OKです。アドリブも自由に読んでください。使用の際の連絡は不要です。MOJIBANでの文字起こしもOKですが、動画や配信で使用の際はURLを明記をお願いします。自作発言はお控えください。

掛け合い8


配役
ジイ:
孫:

孫:おじーちゃーん!眠れなーい!お話してぇー!
ジイ:仕方ないのう。それじゃ、こんな話はどうじゃ?
ジイ:「むかーしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが暮らしておった。」
孫:ももたろーかな?
ジイ:「ある日、川で洗濯をしておったおばあさんは川上からどんぶらこ、どんぶらこ、と大きなウリが流れてきよった」
孫:ウリ?桃じゃなく??
ジイ:そうじゃ。「そのウリを家に持ち帰るとそのウリを大きな包丁で割ってみると、たいそう可愛らしい女の子が、お前のように可愛らしい女の子が出てきたそうじゃ」
孫:かぐや姫でもないんだー。へぇー!
ジイ:「女の子は成長するとそれはそれは美しい容姿に美しい声をもった女性になったんじゃ」
孫:異形(いぎょう)の人間ってなんで平凡じゃないんだろ?ねー?
ジイ:…物語としてはその方が盛り上がるんじゃろ。
ジイ:「その美しさから『瓜子姫』と名付けられ、瓜子姫は機織りが上手じゃったんじゃ」
孫:安易な名前ー!もっと凝った名前のほうが可愛いのにぃ?
ジイ:お話はわかりやすさ重視じゃよ。というか、全然眠らんのぉ。
孫:だってツッコミどころ満載なんだもん。眠れないよぉ。
ジイ:むぅ、新しい物語が逆に眠れなくするのかの?
ジイ:なんじゃ、眠る気はあるのか?それなら子守唄でも…
孫:おじいちゃん、下手だからイヤ…。
ジイ:そんな悲しい顔をせんでも…。じいちゃん泣くぞ?
孫:でもおかーさんもおとーさんも旅行に行ってるし…。仕方なくおじいちゃんといるんだよ?
ジイ:おお、孫よ、そんな悲しいことを言うでない。
孫:逆に料金が発生するよ?おとーさん、そんなお店に行ってるっておかーさんが言っていたよ?
ジイ:なんでも知っておるなぁ。というかあの夫婦は殺伐としておるのか?
孫:ううん、仲いいよ?この前もお布団で仲良く寝てたー!
ジイ:子供が見てるというのに、あの夫婦は…。
ジイ:いつでもこの家に住んでいいんじゃよ?
孫:ううん、イヤ!おじいちゃん、めんどくさんもん!
ジイ:うっうっ…今夜は枕を濡らすことになるわい…。